ALC

私たちが主に施工を行っている『ALC』という外壁材は、軽量で気泡が入っている特殊なコンクリートの一種です。
1960年代から生産が開始され、現在でも多くの施設やビル・一般の住宅まで幅広く使われています。
防火・耐熱・耐震・耐久と、すべての面において高い機能性を備えており、現代建築に欠かせない建材の一つです。

 

メリット

□ 防火性能
無機質な素材から作られているため、火災発生時にパネル自体から煙や有害ガスが発生せず、被害を最小限に抑えることが可能です。

□ 耐震性能
地震発生時にも軽いという特徴から、影響が少ない外壁材です。
数十年に一度と想定されている大地震が起こっても、ひび割れなどが発生しないことが実験によって確認されています。

□ 耐久性能
ACLの素材は、針状の結晶構造体であるため緊密に結合しています。
その結果高い強度を持ち、熱や水による変化が起きにくく、形状や性能を長期間維持し続けることが可能です。

□ 断熱性能
パネル内部の無数の気泡が働くことにより、熱伝導率がコンクリートの約10分の1にまで下がります。
そのため断熱材を埋め込むことができない構造の場合でも、柱の外側をボードで包むことにより断熱効果を保たせることができます。

一覧ページに戻る